教室整備

interior of modern kitchen with contemporary appliances Elementary School/小学校
Photo by Max Vakhtbovych on Pexels.com

勉強をするためには、環境が大切と言われることがよくあります。そのために毎日放課後に教室の掃除をする教員もいるほどです。私自身は教員になるまでそれほど教室整備の重要性を感じていませんでしたが、最近日増しにその重要性を感じるようになりました。

学習に集中できる

子どもたちは特に、視界に入るところに学習に無関係の物があるとそちらに興味が向いてしまいます。理想は全面には黒板以外はほとんど何もない状態かと感じています。小学校の低学年では、時間割のこくごの文字の「ご」の濁点が消えているだけでそれが気になって騒がしくなることもありました。本当にちょっとしたことに興味が向いてしまうんだなと感じました。

行動が早くなる

子どもも教員も、きれいに整理整頓された環境だとすべきことが明確になり、行動が早くなります。例えば、掃除のとき机を運ぶ位置に印がしてあったり、給食準備の際に並ぶ位置に印がしてあるだけでも、どこに移動すればいいのかが分かるようになり、スムーズに行動に移れます。こういった、行動を早くする「しくみ」を作れると良いなと感じています。

小さな変化に気づけるようになる

教室がきれいになり、ものが整理整頓されると、小さな変化に気づきやすくなります。教室の中がいつもより汚れている、机が乱れていると感じれば細かく直していくことで、集団としても崩れにくくなっていくように感じています。教員としての経験はそれほど長くはないですが、よく言われる教室整備は本当に重要だと感じるこの頃です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました