「教えきる」ようになりたい

woman sharing her presentation with her colleagues Elementary School/小学校
Photo by Canva Studio on Pexels.com

学期末のテストを行っています。テストの採点をしていると、「ここは授業でやったのにできていないな」というところが多く見られます。全員ができるようになるためには、順序立てて整理して必要十分な内容を教えることと、個別で教えることが必要かと改めて感じました。つらつらと反省を書いていきます。

全体指導で「教えきる」

一斉授業でも1人1人に個別で教えていくような感覚が持てれば良いと感じていますが、なかなかそうはいきません。1学期を通して、低学年への全体への指導の際には、「順序立てて整理して必要十分な内容を教えること」が大切だと感じています。そのためには、単元レベルでの見通しを持って教えていくことが重要になるので、教材について学んでいこうと思いました。単元計画を作成するところまではなかなかできませんが、目の前の1時間は長い目で見たときにどういうことを学ぶ時間なのかを考えて授業をしたいです。

個別指導で「教えきる」

全体指導ではどうしても理解しきれない、定着しにくい子どももいます。可能な限り授業内の時間で対処したいと考えています。そこで、事前の子どもの予想が役に立ちます。机間指導であらかじめ見通しを立てて指導をすることで、授業の中で指導ができます。個別の補助プリントを用意できればさらに理想です。

具体的な操作で感覚を掴む

低学年は発達段階では具体的操作期に入るところで、子どもによります。1つ1つの活動も講義形式ではなく、触ってみて、やってみて、実感を掴みながらだとより強い理解になるかと感じました。なお、Jamboardをつかった10と100のまとまりをつかむ授業のためか、10と100のまとまりの計算の達成率は良かったです。ただし、数え棒や数図ブロックを実際に使った授業では、必要な数取り出したり、動かしたりする作業に時間が取られる部分もあります。特に個別指導が必要な子どもは準備や片づけに苦労しがちです。意外にChromebookのほうが数学的な操作は強いかもしれません。

つまり

ここまで3つに分けて1学期の反省を書いていきましたが、教育の分野では対応策が取られています。指導案や単元計画などをつくること、児童の反応を予想しておくこと、算数セットなどの具体物を活用すること、になります。1人1台端末にも可能性があります。夏休みに時間をとって、私自身がより深く学んでいこうと感じました。

タイトルとURLをコピーしました