子どものChromebook使用
先日記事にあげた、『小学生が使うChromebook使用例』の発表を行いました。学校でChromebookを使いはじめてわずか1ヶ月でこのような機会があるとは思ってもみませんでした。その感想や振り返りをまとめてみます。
オンラインでの発表
コロナ禍でオンラインでの交流や発表の機会は増えたとはいっても、不特定多数の人に向けて配信という形で顔を出して発表をするのは初めての経験でした。こどものころはテレビに映るだけでもめずらしかったので、個人が動画を配信できるとはすごい時代になったなと感じます。動画を自分でも見返してみると、言葉につまっているところ、目線が泳ぐところが気になりました。また、発表中には目の前には画面しかないため、1人で話しているようで不安な気持ちになりました。YouTuberやテレビタレントは、このような状況で自分がどのように映るのかを考えながら話したり動いたりしていると思うと、これにも慣れや経験がいると感じました。
今後に向けての振り返り
今回の発表会を通して、次のことを考えていこうと感じました。
①1人1台端末があるからこそできることは何かを考える。
子どもに端末があることで、指導の手段が一つ増えたことになります。選択肢が増えることでできることはないか、様々な観点から考えて実践を重ねていこうと思います。
②授業そのものをよりよくするための発問を考える。
他の先生方の発表に、端末を使って学び合いをするときにも「発問」が授業の深さを決める大切な要素になる、といった内容の話が多くありました。授業の核になる「発問」は、端末があってもなくても重要だと感じています。あまり深く学べていない部分でもあるので、発問の勉強もしていきたいと感じました。
③将来を考えて、小学校低学年でも少しずつタイピングを教えていく?
タブレットを使ってできることを増やすためには、どうしても文字を入力していく必要があります。少しずつ子どもたちにタイピング方法を教えていけるとよいのかなと感じています。文字を入力できるようになると、検索や文書作成など、タブレットを使ってできる世界が広がりますし…。
④校務がより効率的に行える方法を考える。
将来的には、校務が効率的に行えるような仕組みを考えたり、共有できたりすると良いと感じました。今日の発表でも、教員の一日の流れを1枚もののスプレットシートにして配布する、安全点検をタブレットを使って取りまとめるといった話がありました。ネットを探すと、備品管理をQRコードを使用して行っている事例も見つかります。こういった内容の引き出しも増やしていきたいです。
匿名性について
今回の発表と同様に、今後もなにか発表の機会があれば、このサイト内に資料を可能な限り掲載しようと考えています。発表をするときには、自分の名前を出して発表をすることもありますが、今のところはこのサイトではAkiとして投稿を続けていこうと考えています。これは、このブログが教育について書くだけでなく、自分の趣味なども書いているものであり、個人の範囲で行っているものであるためです。