二年生の国語、『名前を見てちょうだい』で音読劇を行います。今回は、子どもの音読を録画し、中間評価や記録に残そうと考えています。単元の終末の二時間を使う予定です。
『名前を見てちょうだい』の音読劇
以前の投稿でもあげた、『名前を見てちょうだい』について、場面読みが進んできて、次の金曜日には音劇の練習が始まります。「物語の内容の大体を捉え、人物の行動を具体的に想像して、物語を音読や動作で表すことができる」を目指して、一時間を音読練習と録画練習として、二時間目を発表会と録画会として行おうと考えています。
相手意識
音読劇をするなかで相手意識をもたせたいと考えています。「誰のためにどうして」音読劇をするのかを考えて、そのための練習時間にしたいです。今回はコロナ対策で参観日等も延期が続くので、「いつかおうちの人に見せるため」と伝えています。
授業の流れ
時間 | 流れ | 内容 |
1 | 1.全体で内容を確認し、音読練習をする 2.班で役割分担をする 3.班で音読練習をする 4.録画する 5.録画した音読劇をドライブに保存する | ・クラスでも人気だった、えっちゃんと大男が出会う第五場面を音読劇にすると伝えて、内容を確認する ・3~4人の班で、えっちゃん・大男・きつね・(牛)に役割分担をする ・班ごとに自由に音読練習をする ※この間に班に1台クロームブックを渡す。 ・練習した音読劇を班ごとに録画する。 ・次回録画した劇を見ると伝えて、ドライブに保存する。 |
2 | 1.前回の録画を全体で見て、他の班の良いところを確認する。 2.班で音読練習をする。 3.班ごとに前に出て発表会(兼録画会)をする。 | ・中間評価として、前回の録画を全体で視聴する。良かった点などを板書し、全体に参考にするように伝える。 ・班ごとに最後の練習時間をとる。 ・音読劇の発表会を行う。班ごとに前に出て発表する。 (誰の役か分かるような名札を用意する?) |
中間評価に活かす
音読劇の録画を、中間評価と記録として活用したいと考えています。中間評価としては、班ごとの練習を班ごとに録画し、2時間目の中間評価につなげます。他の班の良いところを真似して、クラス全体の音読劇が上手になればと思っています。また、班ごとの一斉録音で音声がきれいに録画できるか、試してみようと考えています。
おうちの人に見せる動画は、班ごとの全体発表のものにする予定です。周りの雑音もなく、本番という意味での緊張感もあるためです。こちらは、終末評価にも活用する予定です。
評価の視点・ルーブリック
子どもと共有するルーブリックとしては、下の表を考えています。観点別の評価は録画を見ながら細かくしていきます。
先生がみるところ | |
A | ・人ぶつの行どうをそうぞうして、音読や動さでひょうげんしている →プリントの工夫に、音読や動さのりゆうを書いている。 →音読や動さで、ひょうげんができている。 りょうほう◯ |
B | ・人ぶつの行どうをそうぞうしている ・音読や動さでひょうげんしている どちらか◯ |
C | ・人ぶつの行どうをそうぞうしていない ・音読や動さでひょうげんしていない |