鍵盤ハーモニカが使えない
新型コロナウイルス対策のため、飛沫を避けるため鍵盤ハーモニカを使うことが難しい時期が続きます。上で鍵盤を印刷して紙鍵盤を使うこともあるようですが、今回はChromebookを使用して、ブラウザで鍵盤練習を行おうと考えています。アプリのダウンロードができない制限があるなか、ブラウザでも便利なピアノがありました。
かっこう（ドイツ民謡）
2年生ではじめて鍵盤を使う曲の「かっこう」です。小学生のころに演奏をされた方も多いのではないでしょうか。ちなみにこの曲はドイツ民謡です。こうしてみると外国語と音楽は親和性が強いように感じます。この曲では、歌詞で歌ってから、階名唱を練習して鍵盤練習につなげていきます。ドレミの歌も思い出しながら音の高さを手で表すのも楽しそうです。
今回もいつものようにドイツ語版も探してみました。何を言っているのか全く分かりませんが、可愛いアニメーションもついているのでみんなで見ようと思います。
ピアノブラウザは鍵盤ハーモニカの代用になるか
最後に、「ピアノブラウザは鍵盤ハーモニカの代用になるか」について、私見を書いておこうと思います。GIGAスクールや新型コロナウイルス対策としてピアノブラウザを使用しますが、鍵盤ハーモニカに取って代わることはできないと考えています。大きな理由として、楽器を使うことによる「身体性」があります。歌う感じに吹いたり、なめらかに演奏するために息遣いを工夫するには、コンピュータのピアノでは不十分です。
一方で、ピアノブラウザだからこそのメリットもあります。今回紹介したピアノでは、すぐに録音したり、弾いた内容を記憶したりすることができます。サンプルの曲のキーボード版をコピーすれば、同じように曲を再生することもできるため、コンピュータプログラミングの基礎や、作曲の基礎にも応用できる可能性があると感じています。
身体的動作を兼ねるという意味での楽器の良さと、コンピュータの強みをうまく融合させていきたいと思います。
