「朝1時間」ですべてが変わるモーニングルーティン(池田千恵著)を読んで

male tourist drinking tea on camp kitchen Book Review
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本と著者の先生との出会い

通勤時間にオーディオブックで本を聴いていますが、その中に池田千恵さんの『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』があります。ブログを書いていく中で自分の生活スタイルを見直したい時期でもあったので、聴いてみてその内容や感想をこのブログに書きました(下に参考記事)。

本の内容やその感想をまとめることはそれまでもしていたのですが、何とその記事について著者の先生がコメントをくださいました。そういう縁もあっていつかきっと読もうと思っていた最新作の『「朝1時間」ですべてが変わるモーニングルーティン』でしたが、とうとう読む機会がありました。

ブラッシュアップされた内容

前作と比べると、朝4時に無理に起きなくとも自分のライフスタイルや目的に合わせて朝の時間を効率的に使おうという内容にシフトしているような印象を受けました。様々な仕事の在り方にあった方法を選べるように試行錯誤をされてきたのだと感じました。
私の場合、朝早く起きるのは今でも楽ではありません。なんとなく夜にダラダラしてしまうこともあるので、朝に何をするのか、その目的や時間の使い方を考えることは重要だと思っています。池田先生の新しい著書では、朝の時間を30分×2のコマに分けて捉え、その使い方を提案しています。やるべきことを分類するためのアイデア出しとして、有名な『7つの習慣』にもある、「緊急性×重要性」のマトリックスも組み入れられていて、興味深かったです。また、「その日のための30分」と「将来のための30分」に分けて考えるということは、自分にとって新鮮でした。

「志向」で理想のキャリアや朝の時間の使い方を考える

もう一点面白いと感じたことは、自分の「志向」を基に朝の時間の使い方を考えるということです。例えば、小学校教員は日本にたくさんいますが、その中でもどのような職業観を持って理想のキャリアを目指すのかというのは人によって大きく異なると思います。家庭を重視したいのか、仕事をバリバリこなしたいのか、仕事プラス何かを目指すのか…。そして、その「志向」によって朝の時間の使い方も変わるはずというのは面白い観点でした。本書の43ページには図もあり、池田先生は志向を4つに分類されていました。自分はワーク&インベストといって、仕事だけではなく、自分の学びたいことを大切にしたいタイプかなと考えながら読みました。この部分を読むだけでも、仕事とプライベートなどを捉え直すきっかけになるかもしれません。それくらい面白かったです。

朝の時間を見直す

結果として自分が今後の朝の時間を見直すかですが、今のところは変わらず5時おきを続けようかなと思っています。ただ、朝にその日1日を考える時間を少し長く取って残業を減らせるようにするのと、ブログを書いてしまって夜は自分の時間をもう少し取れるようにしたいと考えました。自分の場合は朝に30分×3コマ使える時間があるので、その時間をもっと濃くしていきたいと感じました。

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