教員の仕事術の本の2冊目です。今回も自分が実践しようと感じたことを3点紹介します。
年間計画をイメージして、教科書や指導書を読み込む
年間で扱う教材を1月までに終わらせるように自分で計画し直して、教科書や指導書を読み込みます。ノートも子どもと同じものを使い、ノート指導に役立てます。
実践に向けて…
本書では別項目に書かれていた内容ですが、まずは年間のイメージをもってから教科書を読み込むことでどの内容にどれくらい時間をかけられるのか考えながら読めると感じました。特に私のように異なる校種に異動した場合、新しい内容を教えることが多いので、教育書を読み込むことも大事ですが、教科書に立ち返ることも大事だと感じました。また、学習指導要領も読んでみるとよいと感じました。
前回の仕事術紹介の逆算と見通しにもつながる内容です。
がんばるタイムを作る
誰かに仕事を邪魔されない時間をつくる方法です。この時間には自分のクラスなどにこもり、トイレや職員室にも行かずに仕事に集中するようにします。そのためには段取りを行い、TODOリストを作成し、必要なものも全て持っていきます。
実践に向けて…
前任の中学校では、空きコマに自分のクラスで仕事をしていることがありました。小学校では空きコマが存在しないのでそれができません。朝か放課後の時間に1時間程度自分の仕事に集中できる時間を作ろうと思いました。
朝が理想ですが、その日の仕事の見通しが持てていない、朝にはブログの執筆等があるという理由で、放課後の時間でやってみます。
所見データを日々蓄める
いいことノートを作成し、子どもごとに1ページ1枚を割り当て、いいことを記録していきます。子どもにも書いていいことを伝えます。この内容をもとに、1日あたり3人の連絡帳に子どもが頑張っていることをお知らせします。所見データと保護者との信頼関係をつくるのに役に立ちます。
実践に向けて…
GW明けにでもやってみようと思います。うまく運用できるビジョンも見えるのでまた感想等を書いてみようと思います。ノートに線を引いて、日付を記録できるようにしようと思いました。
ちなみに…
この他にもこのような下のような項目が書かれていました。今回は自分もすでにやっているところもあるので割愛しています。もちろん、面白い内容ですので、手に取られた際にはぜひ読んでみてください。
- ・すぐやる
・Todoをつくる
・日頃の生活も効率化する
・朝型にする
・保護者や同僚との協力
自分が読んだ、教員向けの仕事術の本はこれが2冊目でした。10冊くらい読んだら自分のオリジナルの方法もまとめてみようかと思います。
これまでの教員の仕事術の本
大前暁政『残業ゼロで、授業も学級経営もうまくなる! 若手教師のための「超」時間術』明治図書出版、2016年
瀧澤真『まわりの先生から「すごい! 残業しないのに、仕事できるね」と言われる本』学陽書房、2017年