生成AIのブームが留まるところを知りません。進化の過程は私たちの予想を超えるスピードではないかとも感じられます。私は個人的な興味も相まって有料版を使用可能にしていますが、先日のアップデートにより、画像生成やデータ分析も可能になりました。
どちらとも有料版の初期段階から存在するプラグインです。
画像生成
DALL-Eというプラグインで画像の生成が可能です。例えば、クラシックギタリストを弾いている人の画像を書いてとお願いすると、次のような画像が提供されました。
そこからさらに命令を加えて、「和風のパンチパーマ」と「後ろにピエロを一人」とすると次のようになりました。
この機能の魅力は今まではイラストを描いたり、フリー素材を探したりする必要があったものが、一瞬で画像を生成できるようになったという点です。
例えばこのブログでも、アイキャッチ画像を設定する際にフリー画像を探すようにしていました。これからはChat GPTを使用すると自由に思った画像を作成することができます。
ただ、走り出しのサービスでもあるため、「きなこ揚げパン」のように日本の学校給食に根付いているものを生成させようとすると、まだ不自然な画像をつくることがあるようです。
データ分析
Data Analysisも新たに登場したプラグインです。教育関係のデータを分析をすることもある私にとってはこちらの機能のほうがありがたいです。
例えば二元配置の分散分析などは、エクセルでは難しく、Rなどの統計ソフトを使用する必要がありました。Chat GPTのData AnalysisをしようするとAIが自動で分析をしてくれます。裏ではPythonが走っているようで、コードの確認も可能です。
データの記述統計量の算出から、検定、可視化まで命令を丁寧にすることで可能です。試しに行った二元配置の分散分析では次のような結果が見られました。
こうなってくると、人間の仕事はこの結果からの解釈を伝えることや、新たな事実が見いだせないか考えることになるのかなと思います。統計処理に関しても一部の専門家の知識から、広く多くの人がアクセスできるように変容しているのだろうなと感じています。