フォームを用いたふりかえりを行ってみましたが、いくつか「こうだったらいいのにな…」と思う点がありました。その中の一つが「一度提出をしてしまったふりかえりを再度確認することができない」というものです。
同じような悩みを抱えている先生も多いようで、
振り返りフォームで学習を可視化する!これで新学習指導要領の評価も悩まない!【Google フォーム と Google スプレッドシート を GAS連携】
Google フォーム と Google スプレッドシート を Google Apps Script(GAS)で連携して、授業の振り返りフォームを作成しました!これを使えば学習を可視化することができます!!特に、「関心・意欲・態度」より変わ...
上のような記事もネット上にありました。
また、夏休みの全国英語教育学会でも似たような実践が紹介されていましたが、それは担当する先生が毎回コピーをして紙媒体に印刷をするという形で対応をされていました。紙の良さ・デジタルの良さ両方がありますが、自由度という意味では紙に軍配が上がるのが実情かもしれません。
フォームで回答したものをデジタルで学習者に対応するように返却をするにはGASなどを使ったプログラミングの知識がいるのかなと思っていました。
ただ、今回はそれを解決できる方法を見つけました。それは、importrange関数です。
IMPORTRANGE関数とは?Googleスプレッドシートで外部データをインポートする方法
Googleスプレッドシートを使っている時に、「他のスプレッドシートのデータを取り込みたい」と思ったことはない
Google Spreadsheetで使用できるこの関数は、他のスプレッドシートから必要なデータを抽出し表示をすることができる関数です。
これはすごく便利で、他のシートの内容から必要なデータを検索し、引っ張ってくることができます。この関数を使うと振り返りで集めたデータを個人に返却することができます。さらに、希望すれば他の人の回答を確認することもできます。