ありがたいことに今年度は高学年を担当しており、音楽の授業は専科の先生が指導をしてくださいます。先日授業を見学していると和音の指導をされていました。私自身の勉強にもなりました。
和音
小学校五年生では「しずかにねむれ」を学習する際に、和音を学習します。学習する和音は、一度・四度・五度・属七の和音です。
トニック・ドミナントなどの名称は出てきませんが、トニック・サブドミナント・ドミナント・ドミナントセブンスを学習するようです。
仕組み
まずは、音階と和音の仕組みについて指導をされていました。
視覚的に分かるように音価を並べていき、階段状に音階を作りました。そこから、2個飛ばしで音を重ねていくと和音ができるというような説明をされていました。
今回見学をした際には、一度から五度までの説明をされていたため、すべて団子状に和音が完成していきました。
響き
和音の仕組みを説明したのち、実際に鍵盤ハーモニカで演奏をしながら和音の響きを感じていました。
なんとなく気持ちいいや、四度の和音では「終わった感じがしない」ということに気づき、自身の感覚と音の関係を結び付けていました。
感想
自分が小学生だったころに和音を学習したのだろうか…と思いながら聞いていました。さらにいうと中学校では学習していたのでしょうか…。ギターを初めてから意識する機会が増えましたが、ちゃんと知らないなあと思いました。
こんな感じで和音や音の構成、それを表現につなげていくことを学習していたら、音楽をもっと「深く」楽しめたのかなと思いました。