11月の3回目のレッスンでした。最近は音楽理論の点と点が繋がってきて自分でも弾いていて楽しいです。今日は単調について勉強しました。
短調
長調は「全全半全全全半」の順に音程が変わっていきます。ギターの場合、基音をずらすとすぐに別の調になるため楽器としてもわかりやすいです。
最近興味を持ち始めたのが短調でした。ただ、短調にはいくつかの種類がありよく分かりませんでした。楽典の本をみながら教えてもらいました。
短調には、自然短音階・和声短音階・旋律短音階の3種類があります。短調はそのまま音階に移行すると自然短音階になります。ただ、この自然短音階だと導音がないため音階として不自然な感じになってしまいます。和声的にそれを解消したものが「和声短音階」になります。このままでも、音階として不自然な感じなってしまうため、旋律として自然にしたものが「旋律短音階」になります。
実際、「短調」として練習をする場合には旋律短音階から練習をしていくとよいそうです。
ロマンス
そんなわけで今回もメルツの「ロマンス」をみてもらいました。Emの曲です。EmのドミナントのBmやサブドミナントのAmも頻出します。そこで緊張と緩和をうまく曲中で表現したいです。
また、中間部の三連符はテンポルバートを意識して、テンポを揺らして演奏します。それでも小節内で合わせて同じ速さに戻すようにすると表現の幅が出ます。
今後の課題として、表現の変化を音色でもつけていきたいです。