11月の2回目のレッスンでした。ソルの練習曲(op.60)の最後の練習曲のハーモニクスの記譜を教えてもらったり、和声感を意識した演奏方法について教えてもらいました。
ハーモニクスの記譜
op60-25では、ハーモニクスを使ったフレーズが散見されます。演奏動画を見ることもありましたが、どこからどうやって演奏しているのかがわかりにくい部分もありました。
上のような場合は、ラの音やレの音の弦(5弦や4弦)のフレット数を表しています。例えば、最初の音は5弦の5フレットです。
これを見て初めて知ったのですが、4フレットや3フレットでもハーモニクスを出すことが可能です。その場合は5フレットよりも音が出しにくいので、ポイントにしっかりと触れることが必要です。
自分の楽器の場合は、それぞれのフレットの少し下あたりで、鳴らす直前に響かせるように指を離すことが重要でした。
ロマンス:メルツ
ロマンスのメルツは、やはり消音が重要でした。演奏しない場面で右手の親指を何処かの弦においておくことができるようになると演奏が安定します。
また、トニックとドミナントの和声感、それをフレーズに生かした強弱なども気をつけて演奏していきたいです。
フレットを大きくジャンプする場合は、先に左手のかたちを作って移動するようにします。
このように考えていくと、基礎的な曲でも難易度の高い曲でも重要なポイントは変わらないんだなと感じます。