台風の影響で延期になっていた大山講習会が今年は10月に開催されました。2回目の参加ということもあり、レッスンだけでなく積極的に聴講もしてみました。
レッスン
今年も二重奏とソロの二曲を見てもらいました。
二重奏は松岡先生の大山組曲の第三番を見てもらいました。作曲者の先生に直接レッスンをしてもらえることは非常に貴重で面白かったです。メロディーを作詞するときに意識したことや、和音のぶつかりのときに響きとしてしっかり出してほしい音などを習いました。曲を作った人の想いを知ることで曲への愛着が強くなりました。
門脇康一先生にはヘンツェのノクターンを見てもらいました。曲だけでなく普段のメカニックの練習の重要性も教わりました。左手の簡単なエクササイズはこれから曲を弾く前に取り入れていきたいと感じました。スケールやアルペジオの練習、スラーの練習も大切にしたいです。
聴講
自分よりも、一段も二段も上のレベルの人のレッスンを3つ聴講しました。聴講をしてみると、自分が普段門脇先生に言われていることが出てきたり、それをより高度にした内容だったりして、道はつながっていると感じました。
自分よりも上手な人の演奏を聞くと、途方もない距離離れている気がして焦りと無力感を感じることもありましたが、そんなことはないのかな、一歩ずつ確実に積み重ねていくものなんだろうなと改めて感じました。
コンサート
1日目の夜には、講師のコンサートと受講生の成果発表会?のような会がありました。今年は10人程度の参加でしたが、皆さんの演奏を聴いて勉強になりました。門脇先生の演奏では普段聴くことがないフィンランドの作家が日本をイメージして作曲した曲を聴きました。興味深かったです。
レッスンの内容を曲ごとに詳しく分けて記事にしようと思いながら1週間以上が経過してしまいました。まずはいま感じている部分だけでも文章にしてまとめました。また時間があれば、レッスンの詳細も書いてみたいと思います。