今回もSorのOp16-22をレッスンで見てもらいました。今回のレッスンで習った、和音で練習することと、音の進む方向を考えて演奏することを受けて練習をしてみると、少しずつ頭の中で曲が整理されてきました。今後の練習の際にも重要な視点だと感じました。
和音で練習
主旋律と副旋律、両方が動く曲だと指をクモのように動かす必要があります。すぐに曲で練習をすると、なんとなくうまくいかないまま練習を続けることになり、上達を感じにくいことがあります。(自分がそのパターンに陥っていました。)
そんなときには和音で練習をしてみます。主旋律と副旋律を一緒に弾くと、運指が楽になるとともに和音の構造を考えながら演奏をすることができます。
今回のレッスンでは、ほぼずっと和音で練習をしました。
音をビビらせない
自分の癖ですが音をビビらせてしまいがちです。左手の押さえが弱かったり、うまくいっていなかったりするのが原因です。ロンドアラサンバを演奏しているときからの課題なので改善をしていきたいです。技術的な問題と、「まいっか。」となる基準が低いのが原因だと思っています。
聴いている人にとって心地の良い演奏をするという視点に立ったときに、改善が必要だと自分でも感じているところです。
適切に運指をして適切に力を加えるようにする。といったところでしょうか…。
音の進む方向を考えて演奏
一般的には音が高くなると大きくなり、低くなると小さくなるといった傾向が見られます。ただ、和音の構成を考えると、トニック・ドミナントの関係で、音の波を作る必要があります。
「ソソシ」の順に音が変わっていっていたとしても、和音をみると二番目の「ソ」で音を盛り上げる必要がある場所もあります。そういった場面での適切な強弱も感じ取れるようにしたいです。
楽譜を読み、感じ取り(解釈し)、それを演奏する流れを作っていきたいと思いました。まずは練習あるのみです。