クラスには様々な事情を持つ子どもがいます。特に小学校低学年だと言葉の学校などと呼ばれるところに通う児童もいます。その中には吃音を持っている子どももいます。
教育新聞に吃音についての記事がありました。大学の先生がポータルサイトを作っています。
吃音とは
「吃音(きつおん、どもり)」とは、話す時に最初の一音に詰まってしまうなど、言葉が滑らかに出てこない発話障害の1つ。 主な症状には3つある。 幼児期に発症する「発達性吃音」と、疾患や心的ストレスなどによって発症する「獲得性吃音」に分類され、その9割は発達性吃音であると言われている(※)
https://www.nippon-foundation.or.jp/journal
吃音がある人は、言葉が出にくいことがあり、それによって心理的にも辛く感じるときがあるそうです。それについての理解を深めることも大切です。
教員として、吃音のことを知っていても、その症状について研修や講義等で学んだことはあまりありません。どのような症状なのか、どんな配慮や手立てが可能なのか、それを知るには自分で情報を集めることも重要です。
ポータルサイト
金沢大学の小林先生は、そのような吃音の理解を広めるために、ポータルサイトを作成しています。
吃音ポータルサイト : HOME
金沢大学人間社会学校教育系宏明のホームページです。吃音(きつおん、ことばがどもること)に関する情報のページです。
子ども同士での理解
子ども同士が吃音があることでつらい思いをしないで過ごせると良いなと思います。相互の理解のためにも、正しい情報をわかり易い言葉で伝えることができれば…と思います。
吃音ポータルサイトには、吃音についてのクイズやQ&Aがあります。そのような話題を通して、理解を深めていけると良いなと感じました。