令和3年度に文部科学省が『外国語の指導におけるICTをの活用について』という資料を示していました。毎度のことながら最近その存在を知りました。敏感になりたいものです。
https://www.mext.go.jp/content/20200911-mxt_jogai01-000009772_13.pdfICT活用の現状
ICT活用の現状として、GIGAスクールの前倒しの影響もあり、90%以上の学校でICTをつかった授業が展開されているようです。
一方で、
①教員が活用する
②子どもが活用する(外国語学習のために)
③子どもが活用する(外国語を用いて社会とつながるために)
といった段階を踏むと考えると、①②は徐々に浸透しているものの、③の段階にはまだまだ到達していないようです。
特に日本のような普段の生活では外国語に触れる機会が限られている環境の場合、③を活用して外国や外部とつながっていくことが幅を広げていくことに繋がります。
どんな実例があるか
ざっと目を通すと、ICT機器を活用して、録画、評価、交流につなげている指導例が多く挙げられていました。
Google Workspaceの機能を活用した活動も挙げられており、引き出しを広げる役に立ちそうです。
外国語学習とICTの相性は良さそうですね。