今週も頭痛もありほとんど練習ができない中でのレッスンになりました。レッスンの内容を濃くするには事前の練習が重要だと感じました。
大山組曲・ビブラート
ビブラートをかけるために指に重心を乗せているのを感じて動かすことを確認しました。また、癖で音を出してからビブラートをかけていましたが、感覚としては同時にかけるようにするほうがより表現できると知りました。さらに、ゆっくり動かしたり、速く動かしたりすることによって音の響き方が若干異なって聴こえてきます。僅かな違いにも気をつけながら演奏できるようにしたいです。
2つ以上の音にビブラートをかける部分もあります。そこでもそれぞれの音に均等に指の重さをかけられるように意識することで音がビブラートを効果的に使用できます。
Sor Op16-22
あまり練習ができていなかったソルの曲です。
まずは、速度がアレグロ・モデラートの二拍子であることを確認しました。その表現をするためにはある程度の速さで演奏する必要があります。
曲の構成も見ていきました。基本的にはEmの曲で、ドミナントのセブンスコードであるB7が頻出します。和音進行に気づくためにはそれぞれの小節の中の音を細かく見ていくとよいそうです。正直このあたりから「よく分からない…。」となってしまうので、もう少し勉強が必要です。
トニックやドミナントが分かるようになると、それを活かすための表現を練習していくというステップになるので、音楽の理解も深めていきたいものです。
今回はそれに加えて、アポジャトゥーラというものとイタリアの6和音というものも聞きました。まだ消化しきれていませんが、イタリアの6和音はドッペルドミナントの一種だそうです。使用された後にドミナントの和音がくるそうです。今回の楽譜を見てみると…たしかにそうでした。なるほど…。
演奏者のための実用的ななんちゃって音楽理論(本編その10): 角笛吹きはギターも弾く
0.ひとまず本編終了 ここまでの話を整理、補足して一旦音楽理論的な話は閉じます。あくまで実用上においてこれだけは知っておくと良いという内容に止めていますので、これはほんの入り口です。ですがこれだけでも十分に説得力のある演奏に繋がりますし、こ...