5月最後のレッスンでした。先週末に公民館で練習してから、時間と体調の問題でほとんど練習をできていなかったため、大山組曲の練習をみてもらいました。
大山組曲
大山組曲は、クラシックギタリストの松岡滋先生が作曲した曲です。門脇康一先生と演奏するために作曲されたそうで、3曲の曲からなる組曲です。
今回は7月の地域の演奏会にむけて、第3番のボレロを練習しています。自分は1stを演奏します。
ビブラート
低音でのメロディーが続く部分で、ビブラートを効果的に使えるように練習をします。ビブラートは、倍音の音をしっかり聴いて、ビブラートをかける指に重心を置くことで演奏します。
自分としてはビブラートがかかっているように感じても、門脇先生から見るとまだまだのようです。この1週間でスケール演奏などもしながらビブラートの練習をがんばります。
メロディーをつなげる
ビブラートにもつながることですが、メロディーの繋がり(フレーズ)も意識していきます。まとまりとして聞こえるように、切れた感じがしないような演奏をしていきます。
大山をイメージして、雄大で朗々とした演奏になるように、メロディーのつながりを作っていきます。
ダイナミクス
メロディーをつなげる際に、ダイナミクスも意識します。一般的に、音が高くなると音量も大きくなります。盛り上がりを作っていくようにします。さらに、ビブラート後の盛り上がりも山場をつくることでより豊かな表現になります。
曲の雰囲気
曲の雰囲気が途中で何度か変わります。楽譜に示されている強弱記号や速度もしっかり意識して演奏します。また、音の数が増えているところでは音楽の厚みが出るように演奏をしていきます。
ボレロの感じがより強く出る後半部分では、勢いを持って演奏をします。
拍の最初の音
曲の最後の部分では、三連符で交互に演奏をするパートがあります。そこを演奏するときには、お互いに演奏をしやすいように、拍の最初の音を確実に演奏をします。
また、個人で練習をするときにも、相手の音の部分の拍を取ることで、合わせて練習するときの役に立ちます。