英語指導の自主勉強会で本文読解やデジタル教科書の活用方法を考えました。デジタル教科書は今年度から日本中全ての小中学校に無償で配布されているようです。
デジタル教科書、新年度から全小中学校に配布 まずは「外国語」から:朝日新聞デジタル
紙の教科書をデータ化した「デジタル教科書」が新年度から、全小中学校に無償で提供される。文部科学省が、2024年度の本格導入に向けた実証事業として外国語(英語)で配布し、希望する学校の一部には、ほかの…
場面によって声が違う?
教科書の付属のCDはよく考えられていて、人前で話す場面と数人で会話をする場面で声の出し方が違うようです。言われてみれば確かに…!という部分で自分も考えたことがありませんでした。
挿絵などに注目して聞いてみることで、そのような気付きが子どもたちにも出てくるのかもしれません。
教科書本文にツッコミを入れる
決められた文法形式を含めた文にするため、教科書の本文はときに若干の不自然さがあることがあります。例えば、暑いかとしか聞いていないのに飲み物を用意していて渡したり、突然落語のチケットを渡したり…。そういったところにツッコミを入れながら読むことで楽しく読む活動ができます。
テキストをどのように読ませるか
上の2つの例にあるように、テキストを読ませるときに
目的や必然性を持たせる
ことが重要なポイントになるそうです。ただ、何回も読みなさい、聴きなさいではなく、「〇〇ということに気づくために」読みましょうとすると、内容に意識を向けて活動することができます。
特に、学習者用のデジタル教科書を活用すると、様々な活動で音声データや映像データにアクセスできるようになるので、積極的に使用していきたいです。