オンラインで行われた英語指導の自主勉強会を視聴させていただきました。一人一台端末を活用した指導方法を数多く実践されていて、自分も試してみたいと思うことがたくさんありました。
端末の活用
まずはChromebookに数多くある機能をどのように活用していくか苦心されたそうです。端末を「毎授業で使う」ために必要な機能と目的を絞り込むのは、言うは易し行うは難しだと思います。得てして、ICT機器を使うことで満足してしまいがちになってしまいます。
試行錯誤の結果、ClassroomとSpreadsheetを頻繁に活用しているそうです。Spreadsheetは共有して、クラスの他の人が書いたまとめや基本文を見れるようにしているそうです。小学生には難しいところもあるかもしれませんが、慣れると他の人の気づきから学びを広げられそうです。
録音して提出
Classroomには課題を提出できる機能がありますが、そこに教科書の音読やスピーチなどを録音して提出させて評価をしたそうです。授業の中でやろうとすると生徒の出入りなども含めると何時間もかかってしまうので、15分ほどで録音まで終わるのは便利です。
ブラウザ型のアプリで録音をしたそうです。このような端末操作も慣れればできるのかな…と思います。
AI翻訳の活用
私自身の興味にもつながることですが、令和4年度の講師の先生のテーマは「AI翻訳の活用」だそうです。一人一台によって身近なものになった機械翻訳を授業でどのように活用するか、それをつかって英語力を高めるのかは大きなテーマになりそうです。
繰り返し指導をしていくうちに、「翻訳したものを自分のものにできるようにしてから表現活動へつなげる。」ことができている生徒が増えているということはとても参考になりました。また、先生の感触だけでなく、生徒へのアンケートやテストからも結果が示されていることに圧倒されました。
論文
今回講師をしてくださった先生が実践をまとめた論文も公開されていました。録音したものの提出などはできたら楽しそうです。