5年生最初の読み物は「だいじょうぶだいじょうぶ」です。
聞き手に伝わるように読む
この作品のことばの力は、「聞き手に伝わるように読む」ことです。そのために、読みを深めて、場面ごとの心情を考えるとともに、読み方についても考えを巡らせてほしいと思います。
おじいちゃんとぼくの関係性や、「だいじょうぶだいじょうぶ」の言葉の意味。現在と過去、おじいちゃんとぼくでの対比構造を考えた上で、読み方(声の大きさや間)を考えていきたいです。教科書上では4時間扱いですが、時間に余裕があるのであれば、「だいじょうぶだいじょうぶ」の読み方の工夫を考えていきたいです。
原作
原作は、いとうひろしさんによる作品です。絵の感じで外国の作品が原作になっているのかなと思ったのですが、そういうわけではなさそうです。
だいじょうぶだいじょうぶ | いとう ひろし | 絵本ナビ:レビュー・通販
ぼくが今よりずっと小さかった頃、ぼくとおじいちゃんは、毎日のようにお散歩を楽しんでいました。それは、家の近くをのんびり歩くだけだけれど、冒険するような楽しさにあふれていたのです。おじいちゃんと手をつな...
DVD
図書館で「だいじょうぶだいじょうぶ」の絵本を探してみると、DVDも発見しました。こちらはアニメになっており、副音声で英語版もあるなど使い方によっては様々な活用ができそうです。