週末にオンラインで英語の自主勉強会に参加しました。そこでの学びをメモに残します。
小中接続
英語が教科として小学校で開始されて2年目が終了しました。小中接続という観点も、今後より重要になると思います。
まずは、小学校と中学校それぞれの学習指導要領を基にどのような状態にして進学してもらいたいのかを考えていきます。可能であれば、実際に異校種の授業を参観する機会があるとよいでしょう。
特に、文字や音声の扱いは小学校と中学校で異なっている部分があるように思います。
平成29・30・31年改訂学習指導要領(本文、解説):文部科学省
小学校・中学校でやること
文字指導
小学校の文字指導は、音声で慣れ親しんだ文字を書き写す。ことが基本になります。単純なドリル形式で写すだけでなく、文字と音をつなげるようにします。
音声指導
ただし、綴りと文字の指導は中学校の範囲になっています。フォニックスなどを用いた音と文字を一致させる指導は中学校でも重要になるといったところでしょうか。
小学校ではより「音声」に焦点を当てて、オンセットライムなどをやっていくイメージなのかと思います。
課題
今回の勉強会では講師役に中学校の先生が登壇されました。小学校で授業の入れ替えをされる機会もあるようで、その際の印象として、子どもが「失敗」しないために丁寧に指導をしすぎてしまう時があるといった旨の話を聞きました。
言語学習・習得において、うまくいかないところから学習を深めていくことは重要です。まずはやってみて、そこから適宜必要な指導を入れていく、最終的には自分でできるようにするという過程を踏めるようにしたいです。