10時間相当でこの人をしょうかいしますを扱います。身の回りで、友だちや先生に紹介したい人を紹介する単元です。伝えたい内容を整理して伝えることも扱います。なんだか外国語の指導のようです。院生時代に深く考えた内容がつながってくる感じがします。
相手を意識して~だれに伝えるか~
教科書本文にあるように、伝える相手は「友だちや先生」です。毎日のように顔を合わせる相手に対して「だれか」を紹介することになるため、そのことを考慮して伝える相手や内容を考えていく必要があります。
相手を意識して~だれを伝えるか~
こちらも、本文を読むと「身の回り」の人を伝えることになります。これは、自分の好きなキャラクターや有名人ではないということです。紹介したいからといって「ドラえもん」を紹介するのは、ねらいから外れていきます。
さらに、身の回りの人といっても、クラスメイトを紹介するときには注意が必要です。「メガネをかけていて、虫が好きな、給食をよく食べる〇〇くん」というのは、クラスメイトみんなが知っていることかもしれないからです。自分は知っている、でも友だちや先生は知らない人を紹介するか、友だちや先生はしらないクラスメイトの〇〇なところの紹介をすることになります。
上の内容を深めるために1時間の授業を使うこともできる時間配当になっています。
情報の整理~どのように伝えるか~
情報の整理がもう一つの単元のねらいに当たります。情報をたくさん考えていって、どの順番で伝えるのがよいのか、考えを巡らせていきます。マインドマップを使って情報を拡散させたり、そこから収束していて整理するなどのことも指導が可能であると考えています。