「かさこじぞう」の言語活動として、昔話を紹介しあいます。紹介する文章を書くために「ものがたりのABC」という枠組みを作って、単元を通して読み方を深めていきました。テンプレートもつけて紹介します。
よみかたのABC
今回の読み方の枠組みの理論的な背景は不勉強で知りません。ただ、高校生の頃の現代文の先生がABCで読み方を紹介していたことは覚えています。
物語文(特に学校教育で扱うもの)は必ずこの大枠に当てはめることができます。(はじめとおわりで状況が変わらない、かつ出来事も起こらなければ物語にならないため。)
今回学習する、「かさこじぞう」をよみかたのABCに当てはめると下のようになります。
A | はじめ | 幸せだがものが乏しい、じいさまばあさま |
B | おわり | 幸せでものが豊かな、じいさまばあさま |
C | できごと | 大みそかの日にじいさまは、雪のなか自分の手ぬぐいをあげてまでじぞうさまにかさをつけであげた。それを聞いても、ばあさまはいやな顔をしなかった。そんなやさしい2人の家に、じぞうさまがおれいにお正月の食べ物をたくさんとどけてくれた。 |
はじめとおわり
「かさこじぞう」で育てたい言葉の力は教科書によるとはじめとおわりを読む・書く力です。はじめとおわりを理解するのにも、今回の大枠は適応します。
テンプレート
このテンプレートと紹介れいをつかって、紹介していこうと思います。