同じ学年にいる初任者の先生と一緒に実践発表のプレゼンを考えました。構成やグラフの使用法、見やすさについて書いてみました。
プレゼン構成
自分が学生のころ(とってもまだ4年ほど前ですが)には毎週のように何かしらのプレゼンをパワーポイントで作成していましたが、最近はそうでもないのでしょうか…。
プレゼンの構成には数多くの手法があります。その中でも自分が使っていた方法は、
①大枠を考え、項目をつくる。
②スライドの枚数をざっくり決めて、内容を考える。
③作成する
の手順です。特に、①の大枠を考えて、伝わりやすい内容を考えるのが重要でした。
また、発表で伝える内容の順番も非常に重要です。特に実践発表の場合は、発表者自身は自分の実践を身を以て経験しているため、あれもこれもと情報を加えてしまいがちになります。相手の目線に立った時に、分かりやすい発表になるように、発表の順番や構成を練り込みます。可能であれば、大枠を考えている段階で、周りの人に相談をしてみると道筋がスッキリします。
また、実践発表の場合、本来実践者が意図していた内容とは違う結果が出てくることが多々あります。場合によっては、想定以上の結果になったり、副次的に起こった事象のほうがより望ましいことがあります。(例えば、子ども同士の交友関係を広げる目的で席替えを行ったときに、教室内が落ち着いたために学力が向上した。など)こういった場合に、結果を見て、本来の想定にない結果を実践発表で先に言ってしまうことは好ましくありません。卵が先か鶏が先かの話題になります…。私見として、自分が意図した内容を中心に発表を行うほうが正直な発表になると感じています。
グラフの使用
視覚的に数値を示すためにグラフを用いることが、プレゼンではよくあります。その際に、正確に伝えるという観点では、円グラフはあまりおすすめできません。様々なサイトでその理由を解説しているので、リンクを貼ってみます。
※どちらも私が作成したものでありません。
結論、目的に沿ったグラフを使用すると良いですが、1クラスでの実践であれば単純に数字で書いてもイメージしやすいかもしれません。
グレースケール
発表の当日に紙媒体で持参する資料も考えると、白黒印刷に耐えうる資料にすることも重要です。エクセルなどでグラフを作成する場合は、グレースケールを使用すると便利です。