2週間ぶりのレッスンでした。マリア・ルイサとSorのエチュードを見てもらいました。
マリア・ルイサ
一番最初の出だしが、一番の課題です。「ラシドミラシド」の部分で、テンポが乱れることなく、きれいなクレッシェンドをできるようにしたいです。そのための練習法を2つ聞きました。
①左手を使わずに、右手だけで運指の確認をする
右手だけで確認をすることで、クレッシェンドのかかり具合や、無意識にやっている部分を意識的に練習することができます。指番号を書くこともおすすめです。(下にあるソルのエチュードなどは指番号を書いて練習している部分もあります。)
②右手を逆に動かして練習してみる
普段使わない指の動きで練習することで、普段どおりの指使いに戻した時に、指先で弦を捉える感覚が研ぎ澄まされます。
全体的な問題として、テンポが乱れる部分が気になるとのことでした。よい演奏を聴いたあと、自分の演奏を聴くと物足りなさを感じずにはいられません。少しでもよりよい演奏にできるように努力していきます。
録音環境やマイクの位置なども、録音審査に向けて意識していきたいところです。
Sor Op.60-20
運指にも慣れてきて、徐々に弾けるようになってきました。ただ、前半部分が相変わらず難しいです。
ラ#とシの音が続く部分は、ラ#がシの同音になるため、音が重ならないように演奏をします。重なってしまうと単二度の不協和音が響くことになります。このような音を鳴らさないことだけでなく、このような音がなっていると不自然に感じられるような感性も身につけていきたいです。
後半部分も、メロディーと内声部の弾き分けをよりしていくことが重要だと感じました。