勤務校で校外学習がありました。来年度以降に向けて振り返りをまとめます。
下見
秋の遠足でしたが、夏休み期間に下見に行きました。普段の授業期間になると、学校を離れるのも簡単ではありません。比較的時間に余裕のある休業中に行うと良いと感じました。また、県内の近場で校外学習を行う場合、学年団などで乗り合わせて複数の目で確認しておくときめ細やかな配慮ができると感じました。
時間
当日の時間で、全体に関わる集合時間などは「5分前集合」が暗黙の了解になります。そのために時間を逆算すると、10分前には子どもたちに教室から出発や整列などの声掛けをすることになります。
1日の流れや全体の動きを頭の中でイメージをしておき、当日に慌てたり、他クラスへのしわ寄せが行かないようにしたいものです。
服装
小学校低学年であったため、公園での遊びの時間と、図書館見学という2つの柱で校外学習を行いました。公園での遊びの時間は、体操服を着て自由に遊びました。図書館見学は、制服(今回は上着のみ着用)で行いました。
公共の施設を見学させて頂く場合は、正装(制服)が原則になります。見学をさせていただいているということを子どもにも伝え、「正しい服装・態度」で望めるような指導をすると良いと感じました。教員も上着を着て、正装で訪問します。
救急セット
公園遊びでは、擦り傷や打撲などの怪我をしてしまう子どももいます。そのような場合に備えて、救急セットを持参しましょう。中には、絆創膏と消毒液、ピンセットなど簡単な応急処置ができるものがあると良いでしょう。
万一のときに役に立つのが、歯が折れたときに使用できる「ティースキーパー」です。転んだりぶつかったりして歯が折れてしまった場合、適切に処置をすると歯科で歯をつけることができるそうです。ただ、水道水で洗ってしまうと良くなく、専用の保存液につける必要があります。保健室などにあれば、学年で1つ持っていくとよいでしょう。幸い今回は使用せずにすみました。
あったら便利なもの
その他、持っていくと便利なものをまとめておきます。
・割り箸:箸を落とした、忘れた子どもにわたす
・ゴミ袋:最後に掃除をしたり、子どもとゴミ集めをする
・トイレットペーパー:公衆トイレに紙がない場合などに備える
・水分:季節などによるが、水筒の飲み物を飲みきった子どもに渡す
・救急セット:上述の通り