勤務校では、毎週末に見開き1ページの学習を行っています。量は決まっていますが、内容は自由になっています。今回は全校でのコンテストが行われると聞いたので、前もってGoogle Formを使用して、クラスでアンケートをしてみました。
Google Formの使用感
低学年でも使える
低学年でもほぼ全員が問題なくクラスルームに貼り付けたGoogle Formに回答をすることができました。この半年ほどでかなり機器の使用に慣れてきたようです。
今回はノートを実際に見る→クラスの名簿が載っているフォームから3人選ぶという形式で行いました。3人を選ぶ、複数回答可の設問は、
「チェックボックス→回答の検証」
で設定できます。
送信ボタンを押す方法が分からない子も
Formを使ったのはほぼ初めてだったため、数人使い方が分からない子どももいました。
クラスルームに行き、フォームを開くところまではできていましたが、紫の送信ボタンを押さずに待っている子どもがいました。また、回答できたか不安になってか、何度も回答をする子ども、2つしか選べずに回答をできない子どももいました。
実際の運用に向けて
全校での運用をする上で、次回以降配慮したいと思ったのは次の3点です。
よい取り組みの共通認識を持つ
よい取り組みについての共通認識を持つ必要があると感じました。色が鮮やかであったり、写真を貼っていたりするノートに人気が集中しました。低学年だからか(高学年や中学生でもそうかと思いますが…)、取り組みではなく取り組んだ人で選んでいるのではないかという人気票のようなものも見られました。
学校でもよい取り組みの基準があるので、そこについて再度確認をしようと感じました。Twitterなどで話題の「けテぶれ宿題革命」も参考にしようと思います。見栄えではなく、内容を見ることができれば良いと感じています。
画像を貼り付けて選ぶ形式にする
ノートを実際に見て、名簿から選ぶ形式だと、「人」に焦点があたったり、回答するときに誰のノートが良かったのか忘れてしまったりします。そのため、画像から回答を選ぶ形式に変えます。設定はほぼ変えずに、チェックリストの回答の部分を画像に変えるだけです。
ただ、全員のノートの画像をフォームに貼り付けるのは少し手間です…。同時に、教員が先に選抜をしてしまうのも、「良い取り組み」を明確にして、全員参加の活動にするうえでは、残念です。GASを使えば楽にできるのでしょうか…。
解答回数を制限する
何度も回答をした子どももいたため、次回以降は回答回数を1回に制限します。「回答を間違えた…」という子どもも出そうなのが気がかりですが…。
メールアドレスを採集して回答を拾っていく方法も考えましたが、こちらの作業を考えると「投票は1回。真剣に。」という形でも良いかと感じています。