物は試しということで、「100日後に弾ける〇〇」という動画をつくるために、まずは練習を録画してみました。見られることを意識して練習できたり、練習時間の記録ができたり、見直すことで課題を発見できたり、いいことがありました。
見る(見られる)ことを意識した練習
普段の練習では好き勝手に弾いていた練習も、「動画に投稿する」ことや「〇〇日後になにか弾けるようになる」ことを考えて練習すると、目標を持って取り組むことが出来ました。「なんとなく楽しい」から「これができるようになりたい」という感覚に変わった感じです。
時間を記録できる
動画を通しで録画すると、自動で録画時間が記録されます。練習時間を把握したり、時間配分を考えたり、振り返ったりするときに便利です。見直すときにも何分頃に何をしたのかを思い出しながら見ることが出来ます。
課題の認識
Sor のOp.60 No.18とカヴァティーナ、基礎練習と弾きたい曲を40分ほど弾いてみました。
アルペジオが遅い
右手のアルペジオが遅いため、Sor のOp.60 No.18が全体的にのっぺりして聞こえます。メトロノームに合わせたり、ばらしの和音を練習したりして、in tempoでスピードアップを目指します。
アルペジオが速くなれば、アストリアスやタンゴ・アン・スカイを弾くときに役立つと考えて、その練習も兼ねているという気もちで取り組みます。
左手の運指が遅い・安定しない
今回のソルの練習曲の目的である、「素早く同時の運指」がまだ不十分です。Cコードなどいくつかの「よく使う」コードは指が覚えていますが、より多くのコードでこのレベルを目指したいです。
また、同じコードでも前後のコードによって難しさが変わっています。うまく出来ていない部分だけを抜き出して繰り返し練習をしていきます。
右手の爪が当たる音が気になる
ここから2つは長期的な課題になると思いました。
アルペジオで雑音を減らすためには、右手の爪ではなく、肉の部分に弦を当ててから爪に当てることが重要です。「禁じられた遊び」を弾くときに、パチッパチッという音が気になりました。意図的に出す音と、出てしまう音があります。技術的に出てしまう雑音を減らしていきたいです。
メロディーと伴奏の弾き分けが不十分
特にカヴァティーナはメロディーと伴奏との弾き分けが重要です。高音と低音のメロディーの行き来もあるので、その面白さを表現したいです。アルアイレとアポヤンドの使い分け、音色の変化などができると思います。まずは弾けるようになるところからですが…。
動画編集アプリ
通しで録画してみて、ざっくり見直すだけでも面白かったです。YouTubeに投稿することや、後で見直すことを考えると、動画編集アプリを活用して動画のトリミングをしたり、クリップを付けたりしていきたいと感じました。週末には動画編集アプリを探してみます。