ギタリストの門脇卓人先生からオンラインレッスンを受けています。これからはなるべく毎回レッスンの後に振り返りを書いていきます。現在練習している曲は、Sor Op.60 No.18です。まだ録音できるレベルではありませんが、近いうちに録音もします。
後半EとB7のアルペジオ
曲の終盤部のEとB7のアルペジオの連続のところでは、Eの「ミ」の音を十分に伸ばすことを意識します。本来B7の和音には存在しない「ミ」が混ざることで、音楽として深みが出ます。音を伸ばすためには、アルペジオそのもののスピードも必要になります。
1つの指を支点に回転させるように運指をする
同じく曲後半には、運指が難しい部分があります。ここでは、「ラ」の音を2の指で押さえて、そこを支点として運指をします。バスケのピボットのような動きを意識して素早く動かすことで和音の1つ1つの音を切らずに演奏できるようにします。
アルペジオを速くする
上にも書きましたが、この曲はアルペジオ(分散和音)とすばやいコード展開の練習曲です。そもそものアルペジオのスピートアップも目指しています。練習方法として、様々なリズムで練習してみる、アルペジオ部分を分けて練習してみるというものがあります。リズムが崩れてしまわないように練習をしていきます。
導音をつなげる
この曲にも、導音が用いられている部分があります。導音は基音に戻ろうとする強い性質があるので、それを表現できるように音を切らさずに演奏します。特にメロディーではない声部の音も、ちゃんと聞こえるように、繋がるように意識して練習していきます。
セカンダリードミナント
セカンダリードミナントという和音も習いました。和声学は正直まだまだほとんど分かりません。これから勉強していきます。
セカンダリードミナント:簡単な見つけ方・使い方の基本応用
セカンダリードミナントは、ドミナントモーションを利用して、ノンダイアトニックコードを組み込むテクニックです。簡単な見つけ方、使い方の基本から応用まで、サウンド付きで徹底的に解説しています。
資料
下のサイトにフリーの楽譜があります。
Sor Studies, Op.60 - Free Sheet Music PDF | This is Classical Guitar
PDF sheet music or tab edition of Fernando Sor's Studies for Guitar, Op.60. Free and premium editions. Free video lesson...