Chromebookで撮った写真をドライブに保存するための動画を撮影しました。その動画を使って、反転授業のような形で、子どもにできるようになってもらおうと思い、授業をしてみました。結論、1つ1つ作業を細分化し、細かくわけながら行うほうが良さそうと感じました。予想通りにいかないことばかりです。今後も改善していきます。
Chromebookで撮った写真を保存する
授業の流れ
授業は、
①Chromebookを使って写真を撮影する。
②撮った写真を指定されたドライブ内のフォルダにアップする
という流れで行いました。
②については、別途撮影した動画(下を参照)を自由に視聴できるようにしました。
動画を使って反転授業
動画などを使って自分で試行錯誤しながら学習していき、疑問点があれば教室で教師に質問する学習方法を、「反転授業」といいます。この方法はGoogle認定教育者用のオンラインコースでも紹介されており、オンライン授業になった際には使われることが多いと思います。
この方法のメリットは、大きな指導の流れを動画で行うことで、細かい個別対応がしやすいことだと考えています。今回の授業では、教室内で、子どもが動画を見ながら学習する→分からない子どもへの対応を教師が行う形を想定していました。
振り返り
結論、動画を使って学習をすすめるには、動画をもっと細かく丁寧にする必要があると感じました。残念ながら、動画のみで保存まで行えた子どもはいませんでした。
また、動画を通して学習することそのものへの慣れや耐性がない子どももいるので、今回の実践は一斉に行うほうが効率的だったようにも感じました。
手順を細かく分ける
後から振り返ってみて、
①カメラで写真を保存する
②撮った画像を保存する
この2つは時間を区切って行うべきでした。①を一斉に行うことで、②のみを動画で学習すると子どもが見通しを持ちやすくなったかもしれません。また、今回の動画では、保存方法を紹介しましたが、保存するフォルダの指定は動画内では行っていませんでした。児童用のフォルダと教員用での違いなどもあったためです。ただ、このあたりの手順を飛ばしたせいもあり、困惑した子どももいました。
そろえながらすすめる
結論、1つ1つの手順を揃えながら行うほうが早かったように感じました。まずは、写真のとり方を確認し、写真を撮る時間を設ける。全員が写真を撮ってから一度全体で動画を視聴する。その後、教師と一緒に1つずつやってみる方法が一番取りこぼしが少なかったのではないかと感じています。
新しいタブを開く→ドライブを開く→共有アイテムなどで苦戦する子どももいました。よりよい方法をこれからも考えていきたいです。