異動
教員3年目が終わろうとしています。今年は異動になりました。初めての経験です。たまたま本屋で教育関係の本を見ていたら『スムーズに着任できる! 教師のための「異動」の技術』という本を見かけたので購入してみました。自分にとっても不安と期待が両方ある異動を少しでも実りのあるものにしたいと思います。ポイントと自分なりに行おうと思うことをまとめてみました。
前任校ですること
片付け
子どもの作品等を返却するまずは子どもの作品等を必ず返却します。可能な限り修了式までに返却をしないとクラス替えなどがある場合、残る先生に並び替えていただくことになるので子どもがいるうちに取りかかります。
断捨離
徐々に溜まっていた教材や資料等を片付けます。異動を機に断捨離するのもよいでしょう。個人情報等は適切に処理して、子どもからのメッセージなど必要なもののみ自宅に持ち帰ります。また、次の人に使ってもらおうと思っても、扱いに困るので私物をおいたままにしません。ただ、この作業を早く行いすぎると異動を匂わせてしまうことになるので注意が必要です。
次の人が気持ちよく使えるように掃除
立つ鳥跡を濁さずという言葉を見習って、掃除をします。なるべくきれいな状態で次の人に使ってもらえるようにします。可能であれば次に使うと思われる人に確認をしてもらうとお互いに気持ちよく引き継げるかと思いました。
引き継ぎ:伝えておくべき内容・校務分掌の引き継ぎ・
何より子どもについて、そして校務分掌や教科の内容、(中学校では部活動)の引き継ぎ資料を作ります。1年間の流れが分かるように紙媒体で整理することと、どこにまとめたのかを残る先生に伝えておくとスムーズです。この作業はまだできていないので、31日までに少しずつ進めていければと思っています。
新任校ですること
笑顔と気持ちの良い挨拶
自分が期待と不安があるように、新任校の先生方も新しく入る先生に期待と不安を感じています。そのため、まずは笑顔と気持ちの良い挨拶が大切です。
新任校でも整理整頓をする
机の上はスッキリと。個人的にはミニマリストを目指したいくらいに思っているので、いいきっかけになればなと思っています。前任校でも比較的机は片付いていたように感じてますが…。何をどのように整理するかを把握しておくと片付けがしやすくなると3年間で学びました。
校務分掌の引き継ぎ
1年間の流れを把握し、前任者やそれに関わる役割を担われていた先生に分からないことを聞けるようお願いします。また、その流れを1枚の紙にまとめ、いつ頃資料を作り始めるのかもメモをしておきます。私の3年間の経験では大きな行事等は1ヶ月前、小さいことでも職員会議で提案をするなら2週間前には取り掛かると良いと感じました。要は、先を見通せておけばオッケーです。
学校のルールを覚える
学校の教育目標・1日の流れ・給食の動きなどを把握する。校歌を覚えておくと子どもとのつながりも早く作れるのでよいでしょう。学校内・学区内の探検も時間に余裕があれば行いたいです。
異動に対する考え方
異動はレベルがそのまま、HPが回復するチャンス!
前任校での経験を活かし、すり減った体力を心機一転回復させ、新たな環境で頑張りましょう!
黄金の3日間で意識したいこと
・短く・魅力のある面白い自己紹介
・教員として大切にしたいことを伝える(伸びているか・嘘をつかない・声を一つに)
・懇談会では笑顔を大切に
新任校での実践の流れや理由を知る
違和感を感じる活動があったらまずは理由を聞いてみる。また、1年目は否定をしないで新任校のやり方に合わせてどっぷりやってみる。
無敵になる
この内容は著者の先生の思いが詰まっている内容だと思うので、ここには書きません。是非本書を手にとって読んでいただければと思います。
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