JASTECの全国大会で発表を拝聴した正頭英和先生の著書を読みました。アマゾンでも評価の高い本のようです。英語教育とICTの組み合わせは今人気のようですね。
大人が学ぶ
本書を通して、正頭先生は、教師・保護者を含めた周りの大人も学ぶ姿勢や変化を恐れない姿を見せることが重要と伝えていました。グローバルティーチャー賞に応募されたことも、自身がチャレンジする行動の一環なのかなと思います。
例えば、習い事をしていると自分が教わるという立場になったり、自分よりも優れた人が周りにいる状況に置かれることが多々あります。そういった環境に身をおくことで、教室内での子どもに寄り添うことができる側面もあるのかもしれません。
行動して失敗してもそこから学ぶ
変化が激しい時代になりつつあります。そのような中で、失敗を恐れて行動をしないままでいると、成長を見込むことが難しくなります。とくに正頭先生が指導される英語では、「どれだけ使って試してみることができるか」が重要になります。体育と同じような実技教科としての側面も英語は持ち合わせているので、たくさん使うこと、そのさいのルールとして英文法を教えることを主張されていました。
また、インプット理論など第二言語習得の理論も先生の言葉に落として紹介されていました。こういったことができるといいなと思いました。