急にふと思い出してロシアにいた頃、ロシアの友達と仲良く過ごしていた学生時代を思い起こすことがあります。そんなときに頭に流れてくる曲の一つがチェブラーシカの空色の列車です。今度子どもにも聴かせたいと思います。
何とも言えない切なさと懐かしさを感じるメロディーが感情に刺さります。日本語字幕をつけてYouTubeにあげてくださっている方もいます。
Голубой вагон бежит-качается, скорый поезд набирает ход…
Но, зачем же этот день кончается, пусть бы он тянулся целый год!
空色の列車はスピードを上げながら走っていきます。
ずっとこのときが続いたらいいのに今日という日も終わってしまうのは一体何でなんだろうか…。
時間は過ぎていきます。誰にでも平等に。子ども向けのアニメながら含蓄があるこの歌詞に重みを感じます。日本でいうとアンパンマンの歌の歌詞がそうですが、内容に教訓が入っている曲はおとなになってからも考えさせるものがありますね。
もうロシアにいた頃は遠い昔になりつつあります。初めて行ったのは7年前、最後に行ったのは3年前。次に行けるのはいつになることやら…。ずっと楽しいときが続けばいいのに、そういうわけにはいきません。そして進んでいく時間にもまだ見ぬ楽しさがあるものです。
いつかまた、この曲をロシア人の友人と聴ける日も来るのかもしれません。