テスト・中間評価について考える

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週末の英語の自主勉強会で話題に上がった2つのテーマについて考えてみます。

テスト

小学校では業者テストを使用することが多いと思います。ただ、パフォーマンステストなど、紙媒体のテストではないテストも業者テストと並立して使用することも多いでしょう。観点別や技能別にテストのあり方を考えました。

例えば、読むテストなのに答えに直結するようなヒントがイラストとして提示されていないか、思考力を測るテストなのに知識を問うような問題になっていないかを確認します。また、テストの問題の中でも場面や状況、相手などの設定も重要です。

中間評価

中間評価は授業中に子どもの発表ややり取りに対して教師が行う形成的評価です。場合によっては、発表をした子どもたちだけではなく、クラス全体に効果が波及するように意識して行います。

介入

中間評価の際に教員が言語材料などのヒントを与えることがあります。そのときには、子どもの中で知識が有機的につながるように工夫をします。

例えば、父親の仕事を継ぎたいというときに、”I want to succeed my father.”という言葉掛けをして、その場で子どもが使うことができても、全く新しい語彙体系になるため、定着をするとは考えにくいです。一方、”I want to be a doctor. I want to be a doctor, too.”などと子どもの既習表現をしようすれば、「こういえばいいのか!」という気づきが生まれると考えられます。

子ども目線に立ったヒントを与えられるようにしたいものです。

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