2年生の国語の教科書で「お手紙」と「ありがとうをつたえよう」という題材が続いて登場しました。「ありがとうをつたえよう」では、相手に手紙を書くという活動を行いました。書く相手は自由としましたが、
お手紙システム
国語「ありがとうをつたえよう」で誰かにお手紙を書くと、クラスの友だちにお手紙を書いた子どもがいました。お手紙を1通、誰かあてに自由に書くと、もらえる子どもともらえない子どもができてしまいます。予想はできていましたが、思った以上に「何枚もらった」や「もらっていない」という声が出ます。教室にポストを置いて2学期の終わりまで自由にクラスの友だちにお手紙を出せるようにします。
流れ
- お手紙用の紙を用意する。
- 子どもがお手紙を書く。→お手紙の書き方を掲示しておく。
- 放課後にお手紙の差出人、相手と、内容をチェックする。
- かたつむり便(かかり)の子どもがお手紙を届ける。
内容チェックに時間はかかりますが、目的である「全員に手紙が行き渡る」ようにするため、もらって嬉しい手紙か確認する必要はあるかと感じました。ちなみに、アイデアは土居先生の国語の授業の書籍を参考にしています。
ポストに出した手紙が、郵便局(先生)のところに行き、郵便局員(かたつむり便)で届くという流れも伝えることで、郵便の流れも理解できるようにします。
お手紙を書くルール(教室掲示)
- 何人にお手紙を出してもよい。
- もらってうれしいお手紙にする。
- ないようが外から見えないようにおりたたむ。(ふうとうにはいれない)
- さしだしにん(書いた人)とあて名(出したい人)を見える場しょに書く。
- 上のぜんぶをかくにんしてからお手紙をポストに入れよう!
鍵付きポスト
お手紙システムをはじめる上で必要になるのが鍵付きの箱です。鍵があることで、教師の見えないところで誰かのお手紙が読まれたという自体を避けやすくなります。中学校に勤務していた頃に購入した鍵付きの箱を購入しました。1,500円ほどです。