日本語教育能力検定試験を受験する

teach dice ornament on table Qualifications
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日本語教育能力検定試験を受験しました。正直、過去問とテキストを眺めるくらいしかできずに当日を迎えることになってしまいました。働きながら、(ギターも弾きながら・外国語も勉強しながら)資格試験の勉強をするのは、難しかったです。気もちが足りませんでした。。。

試験の内容

試験は3部構成になっています。対策が十分ではないため、試験Ⅰと試験Ⅲのマーク問題の厳密な違いがよく分かりません…。試験Ⅰには問題番号のところにテーマが書いてあるため、自分の弱点になるところが若干わかりやすいように感じました。

試験Ⅰ90分日本語文法と日本語教育に関するマーク式問題
試験Ⅱ30分音声問題
試験Ⅲ120分 日本語文法と日本語教育に関するマーク式問題・記述式問題

トータルで4時間の長丁場の試験です。通訳案内士試験と違い、科目による免除もないため、精神的にも肉体的にもなかなかにハードです。大学院の試験を思い出しました。

試験の感想

ほぼ勉強無しで挑んだ試験だったため、結果には期待ができません。それでも、アメリカで学んだ第二言語習得や、日本の大学院で学んだ英語教育、言語学の知識が活かせるところも多くあり、解いていて楽しい問題でした。記述式問題では、反転学習について出題されました。これはGoogleの上級教育者コースでも紹介されている学習方法でした。様々な知識が結びつき始めていると感じられたことは大きな収穫です。

また、日本語を外国語として学習者目線で見るという考え方も学ぶことができました。日本語は第一言語であるため、直感的に理解をできる部分が多くあります。それでも、外国語として学ぶ人にとっては難しいところも多いはずです。それらについて知るきっかけになりました。

問題には、音声問題が多く出題されます。日本語教育では、発音面が非常に重視されているように感じました。英語教育でも同じくらいの知識が必要なのではないか…、と個人的に感じました。英語の発音と日本語の発音を、音声学的な視点から分析できる英語教員はどれくらいいるのだろうか…。自分ももっと勉強が必要だと感じました。

解答速報

通訳案内士試験のような解答速報がないか探してみましたが、今のところ(10月24日22時時点)ではありませんでした。アルクが11月1日に解答速報を公開するようです。また、公式解答は、12月24日(金)の合格発表時に主催団体のホームページに掲載されるとのことです。あまり期待せずに楽しみにしています…。

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